電験三種 電験三種の過去問解説

【使いやすさNo.1】電験三種(電力)の過去問解説集2015★動画と図でやさしく説明

2019年10月24日

電験三種の過去問解説(電力):2015年(平成27)問12
受配電方式の特徴(スポット及び低圧ネットワーク)(論説)

スポットネットワーク方式及び低圧ネットワーク方式(レギュラーネットワーク方式ともいう)の特徴に関する記述として、誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

(1)一般的に複数回線の配電線により電力を供給するので、1回線が停電しても電力供給を継続することができる配電方式である。

(2)低圧ネットワーク方式では、供給信頼度を高めるために低圧配電線を格子状に連系している。

(3)スポットネットワーク方式は、負荷密度が極めて高い大都市中心部の高層ビルなど大口需要家への供給に適している。

(4)一般的にネットワーク変圧器の一次側には断路器が設置され、二次側には保護装置(ネットワークプロテクタ)が設置される。

(5)スポットネットワーク方式において、ネットワーク変圧器二次側のネットワーク母線で故障が発生したときでも受電が可能である。

出典元:一般財団法人電気技術者試験センター


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過去問のポイント

スポットネットワーク方式と低圧(レギュラー)ネットワーク方式を図でイメージできれば正解率が上がると思います。

接続図のイメージと一緒に特徴を覚えましょう♪

問題を解くポイント

  • スポットネットワーク方式と低圧(レギュラー)ネットワーク方式の構成と特徴
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系統の構成と特徴

 

スポットネットワーク方式

1回線が停電しても電力供給を継続できる

負荷密度が極めて高い大都市中心部の高層ビルなど大口需要家への供給に適する

・一般的にネットワーク変圧器の一次側に断路器二次側に保護装置(ネットワークプロテクタ)が設置される

・ネットワーク変圧器二次側のネットワーク母線で故障が発生した場合、受電できない


低圧(レギュラー)ネットワーク方式

1回線が停電しても電力供給を継続することができる

・低圧配電線を格子状に連系(供給信頼度の向上)


したがって、(5)の記述は誤りです。

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