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電験三種 電験三種の過去問解説

【使いやすさNo.1】電験三種(電力)の過去問解説集2015★動画と図でやさしく説明

2019年10月24日

電験三種の過去問解説(電力):2015年(平成27)問1
水力発電所における理論水力の単位(穴埋)

水力発電所の理論水力Pは位置エネルギーの式からP=ρgQHと表される。ここでH[m]は有効落差、Q[m^3/s]は流量、gは重力加速度=9.8m/s^2ρは水の密度=1000kg/m^3である。以下に理論水力Pの単位を検証することとする。なお、Paは「パスカル」、Nは「ニュートン」、Wは「ワット」、Jは「ジュール」である。

P=ρgQHの単位はρ,g,Q,Hの単位の積であるから、kg/m^3・m/s^2・m^3/s・mとなる。これを変形すると、\fbox{ (ア) }m/sとなるが、\fbox{ (ア) }は力の単位 \fbox{ (イ) } と等しい。すなわちP=ρgQHの単位は \fbox{ (イ) }m/sとなる。ここで \fbox{ (イ) }・mは仕事(エネルギー)の単位である \fbox{ (ウ) } と等しいことからP=ρgQHの単位は \fbox{ (ウ) }/sと表せ、これは仕事率(動力)の単位である \fbox{ (エ) } と等しい。ゆえに、理論水力P=ρgQHの単位は \fbox{ (エ) } となるが、重力加速度g=9.8m/s^2と水の密度ρ=1000kg/m^3の数値9.8と1000を考慮するとP=9.8QH [\fbox{ (オ) }]と表せる。

上記の記述中の空白箇所(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)及び(オ)に当てはまる組合せとして、正しいものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。

  (ア) (イ) (ウ) (エ) (オ)
(1) kg・m Pa W J kJ
(2) kg・m/s^2 Pa J W kW
(3) kg・m N J W kW
(4) kg・m/s^2 N W J kJ
(5) kg・m/s^2 N J W kW

出典元:一般財団法人電気技術者試験センター


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過去問のポイント

公式は電験三種の勉強をしていれば必ず扱うので、普通に解けたと思います。

単位が全く分からなったという方は、計算問題における引っかけ問題(単位が異なる)などで不正解になる可能性もあるため、勉強する際は単位に注意しながら公式を利用しましょう!

問題を解くポイント

  • 理論水力の単位(ア)(オ)
  • 力の単位(イ)
  • 仕事の単位(ウ)
  • 仕事率の単位(エ)
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理論水力の単位

P=ρgQHの単位はρ,g,Q,Hの単位の積であるから、kg/m^3・m/s^2・m^3/s・mとなると記載されているので、素直に変形しましょう!

\displaystyle\frac{kg}{m^3}・\displaystyle\frac{m}{s^2}・\displaystyle\frac{m^3}{s}・m = (ア) ・\displaystyle\frac{m}{s}

      \displaystyle\frac{kg・m^2}{s^3} = (ア) ・\displaystyle\frac{m}{s}

         (ア) = \displaystyle\frac{kg・m^2}{s^3}・\displaystyle\frac{s}{m}

         (ア) =kg・\displaystyle\frac{m}{s^2}

基礎知識

(イ)力の単位:N=kg・\displaystyle\frac{m}{s^2}

(ウ)仕事の単位:J=N・m

(エ)仕事率の単位:W=J/s

(ア)(イ)(ウ)(エ)の内容を整理するとP=ρgQHの単位は、

P=kg・\displaystyle\frac{m}{s^2}・\displaystyle\frac{m}{s}

 =N・\displaystyle\frac{m}{s}

 =\displaystyle\frac{J}{s}

 =W

となります。

問題文より

重力加速度g=9.8m/s^2と水の密度ρ=1000kg/m^3を考慮

P=ρgQH[W]

 =9.8×10^3QH[W]

 =9.8QH[kW]

となり、(5)が正解です。

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