こんな方におすすめ
- 第二種電気工事試験の勉強を始めたばかり
- 図記号と配線器具がわからない
このような方に向けて記事を作成しました。
第二種電気工事士の技能試験では、配布された配線図に基づいて作品を完成させますが、図記号と配線器具を知らないと、配線図通りに施工することができません。
配線図通りに施工できないと欠陥になってしまい、不合格になってしまいますので、図記号を見て正しい配線器具を選択できるようになりましょう。
この記事を書いた人
電験三種:2018年合格
電工二種:2020年合格
ブログとYouTubeで電工二種の情報を発信しています
図記号と配線器具(実物写真)の一覧
電工二種の技能試験で覚えておくべき図記号と配線器具は13個しかないので、サクッと覚えてしまいましょう♪
また、配線器具への結線方法を解説したページへのリンクを記載しているので、ご活用下さい。
埋込連用タンブラスイッチ(片切スイッチ)
埋込連用タンブラスイッチには、可動極と固定極がありますが、極性が無いので、黒色と白色のどちら電線を結線しても大丈夫です。
埋込連用タンブラスイッチ(3路スイッチ)
3路スイッチの裏面には『0』『1』『3』の表示があります。
『0』の接続端子には、非接地側電線又は負荷側の電線を結線します。…簡単に言うと、黒色の電線を結線します。
埋込連用タンブラスイッチ(4路スイッチ)
ぱっと見では、3路スイッチと4路スイッチを区別できないので、注意して下さい。
4路スイッチは裏面に『1』『2』『3』『4』の表示があるので、裏面で3路スイッチと区別できます。
埋込連用タンブラスイッチ(位置表示灯内蔵)
埋込連用タンブラスイッチには、可動極と固定極がありますが、極性が無いので、黒色と白色のどちら電線を結線しても大丈夫です。
埋込連用パイロットランプ
埋込連用パイロットランプは、極性が無いので、黒色と白色のどちら電線を結線しても大丈夫です。
ランプレセプタクル
ランプレセプタクルは受金ねじ部の端子(Wと記載されている方)に、接地側電線(白色)を結線します。
引掛シーリング(角形)
引掛シーリング(角形)の接地側端子には、接地側電線(白色)を結線します。
引掛シーリング(丸形)
引掛シーリング(丸形)の接地側端子(W)には、接地側電線(白色)を結線します。
露出形コンセント
露出形コンセントの接地側端子(W)には、接地側電線(白色)を結線します。
埋込連用コンセント
埋込連用コンセントの接地側端子(W)には、接地側電線(白色)を結線します。
接地極付接地端子付コンセント
接地極付接地端子付コンセントの接地側端子(W)には、接地側電線(白色)を結線し、接地端子には、接地線(緑色)を結線します。
200V用接地極付コンセント
200V用接地極付コンセントの電源端子は極性が無いため、何色の電線を結線しても大丈夫です。
接地端子には、接地線(緑色)を結線します。
配線用遮断器(2極1素子)100V用
配線用遮断器の接地側端子(N)には、接地側電線(白色)を結線します。
図記号と配線器具のまとめ
第二種電気工事士の技能試験で使用する配線器具の写真と図記号を照らし合わせてきましたが、そんなに種類も多く無いので、すぐ覚えられると思います。
また、技能試験本番では、配線図にかかれた材料しか支給されないため、余程の事が無い限り間違えないので安心して下さい。
それでは、各器具への結線方法を学んで、候補問題の練習を開始しましょう♪
-
【筆記合格後では遅い!】電工二種の実技(技能)はいつから練習するのが正解?
続きを見る
合わせて読みたい
技能試験候補問題について
技能試験の候補問題については、YouTubeで動画解説しています。是非、ご活用下さい(^^)