【手軽に学べる練習問題】電験三種(電力)の火力発電はこれで攻略！

電験三種(電力)で出題される火力発電の勉強をアプリのように隙間時間に手軽に学習したい方向けの記事です。

穴埋と論説の正解率を上げるには、最初は試験で問われた部分を重点的に覚えることが大切です。

参考書学習の補助教材として、ご活用下さい。

汽力発電のサイクル

(参考過去問：2015年問2)(参考過去問：2019年問3)
再生サイクルは、タービン内の蒸気の一部を抽出して、ボイラの給水加熱を行うサイクル。

(参考過去問：2015年問2)
再生サイクルは、復水器で失う熱量が減少するため、熱効率を向上できる

(参考過去問：2015年問2)
再生サイクルによる熱効率向上効果は、抽出する蒸気の圧力、温度が高いほど大きい

(参考過去問：2015年問2)(参考過去問：2019年問3)
再熱サイクルは、タービンで膨張した湿り蒸気をボイラの過熱器で加熱し、再びタービンに送って膨張させるサイクル

(参考過去問：2015年問2)
再熱再生サイクルは、ほとんどの大容量汽力発電所で採用されている

タービン発電機

(参考過去問：2016年問2)
タービン発電機は、直径が小さく軸方向に長い横軸形の (？) を採用する

(参考過去問：2016年問2)
タービン発電機は (？)

タービン発電機の冷却方式

(参考過去問：2018年問1)
水素ガスは、空気に比べ (？) が大きいため冷却効率が高い

(参考過去問：2018年問1)
水素ガスは、空気に比べ (？) が小さいため風損が小さい

(参考過去問：2018年問1)
水素ガスは、(？) であるため、絶縁物への劣化影響が少ない

(参考過去問：2018年問1)
水素ガスと空気の混合による爆発を防ぐため、自動的に水素ガス濃度を (？) 以上に維持している。

(参考過去問：2018年問1)
発電機内の水素ガスが軸に沿って機外に漏れないように軸受の内側に (？) によるシール機能で、機内からの水素ガスの漏れを防いでいる。

汽力発電の設備

(参考過去問：2019年問3)
熱効率向上方法として、復水器の真空度を高くすることで蒸気をタービン内で十分に膨張させる

(参考過去問：2018年問3)
衝動タービンは、蒸気が回転羽根(動翼)に衝突するときに生じる力によって回転させるタービン

(参考過去問：2018年問3)
調速装置は、蒸気加減弁駆動装置に信号を送り、蒸気流量を調整することで、タービンの回転速度制御を行う装置

(参考過去問：2018年問3)
ターニング装置は、タービン停止中に高温のロータが曲がることを防止するため、ロータを低速で回転させる装置

(参考過去問：2018年問3)
反動タービンは、固定羽根(静翼)で蒸気を膨張させ、回転羽根(動翼)に衝突する力と回転羽根(動翼)から排気するときの力を利用して回転させるタービン

(参考過去問：2018年問3)
非常調速装置は、タービンの回転速度が運転中に定格回転速度以下となり、一定値以下まで下降すると作動して、タービンを停止させる装置

(参考過去問：2016年問3)
蒸気ドラムは、貫流ボイラでは必要としない。

(参考過去問：2016年問3)
節炭器は、煙道ガスの余熱を利用してボイラ給水を飽和温度以上に加熱する

(参考過去問：2019年問3)
熱効率向上方法として、節炭器を設置し、排ガス温度を上昇させる

(参考過去問：2016年問3)
空気予熱器は、煙道ガスの排熱を燃焼用空気に回収する装置

(参考過去問：2016年問3)
通風装置は、燃焼用空気をボイラに供給するとともに、発生した燃焼ガスをボイラから排出する装置

(参考過去問：2016年問3)
安全弁は、ボイラの使用圧力を制限する装置で、蒸気圧力が所定値を超えたときに弁体が開く

火力発電所の環境対策

(参考過去問：2017年問3)
接触還元法は、排ガス中にアンモニアを注入し、触媒上で窒素酸化物を窒素と水に分解する

(参考過去問：2017年問3)
湿式石灰石-石こう法は、石灰と水との混合液で排ガス中の硫黄酸化物を吸収除去し、副生品として石こうを回収する

(参考過去問：2017年問3)
二段燃焼法は、燃焼用空気を二段階に分けて供給し、燃料過剰で一次燃焼させ、二次燃焼域で不足分の空気を供給し燃焼させ、窒素酸化物の生成を抑制する

(参考過去問：2017年問3)
電気集じん器は、電極に高電圧をかけ、コロナ放電で放電電極から放出される負イオンによってガス中の粒子を帯電させ、分離・除去する

(参考過去問：2017年問3)
排ガス混合(再循環)法は、燃焼用空気に排ガスの一部を再循環、混合して燃焼温度を上げ、窒素酸化物の生成を抑制する