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機械の過去問クイズ動画
前編
1:14~直流機
2:29~誘導電動機の誘導起電力
4:15~同期電動機の特性
4:56~各種電動機のトルク
後編
1:11~各種変圧器
2:35~太陽光発電システム
3:41~電池
5:47~フィードバック制御の基本動作
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クイズの解答を記述
前編
◆直流機
・ブラシと整流子を用いた直流機では通常、界磁巻線に直流の界磁電流を流し、電機子を回転子とする
・ブラシと整流子を用いる場合、電機子反作用によって、固定子から見た電気的中性軸の位置が変化する
・電気的中性軸の変化に合わせてブラシを移動しない限り、ブラシと整流子片との間に火花が生じる
・小型機では、補償巻線と補極のうち補極が一般に用いられる
◆三相誘導電動機の誘導起電力
・三相誘導電動機で固定子巻線に電流が流れると回転磁界が生じる
・三相誘導電動機で回転子巻線の電流によって生じる起磁力を打ち消すように固定子巻線に電流が流れる
・三相誘導電動機で回転子が停止しているときは、回転磁界は固定子巻線を切るのと同じ速さで回転子巻線を切ることは原理的に変圧器と同じ
・三相誘導電動機で回転子が停止しているときは原理的に変圧器と同じであり、固定子巻線は変圧器の一次巻線に相当する
・三相誘導電動機で回転子が停止しているときは原理的に変圧器と同じであり、回転子巻線の各相には変圧器と同様に二次誘導起電力を生じる
◆同期電動機の特性
・同期電動機の位相特性曲線はV曲線とも呼ばれている
・同期電動機の位相特性曲線の縦軸は電機子電流である
◆各種電動機のトルク
(電源電圧一定)
・無負荷条件の直流分巻電動機では、回転速度に比例する逆起電力と電源電圧とがほぼ等しく、電機子電流がほぼ零となる
・無負荷条件の直流分巻電動機で、逆起電力と電源電圧とがほぼ等しく、電機子電流がほぼ零の状態から負荷が掛かって回転速度が低下すると、電機子電流が増大してトルクが発生する
・無負荷条件の誘導電動機では、周波数及び極数で決まる同期速度と回転速度とがほぼ等しい
・無負荷条件の誘導電動機では、滑りがほぼ零となる
・無負荷条件の誘導電動機では、滑りがほぼ零の状態から負荷が掛かって回転速度が低下すると滑りが増大してトルクが発生する
・無負荷条件の同期電動機では、界磁単独の磁束と電機子反作用を考慮した電機子磁束との位相差がほぼ零となる
・無負荷条件の同期電動機では、界磁磁束と電機子磁束との位相差がほぼ零の状態から負荷が掛かっても回転速度の低下はないが、負荷角が増大してトルクが発生する
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後編
◆各種変圧器
・単巻変圧器は一次巻線と二次巻線とが一部分共通になっているため、一次巻線と二次巻線との間が絶縁されていない
・単巻変圧器自身の自己容量は、負荷に供給する負荷容量に比べて小さい
・三巻線変圧器は、一つの変圧器に三組の巻線を設ける
・磁気漏れ変圧器は負荷のインピーダンスが変化しても、変圧器内の漏れ磁束が変化することで、負荷電流を一定に保つ作用がある
・変流器では、通電中に誤って二次側を開放してはならない
・変流器では、通電中に二次側を開放すると、鉄心の磁束密度が著しく大きくなり、焼損するおそれがある
◆太陽光発電システム
・太陽電池アレイはインバータと系統連系用保護装置とが一体になったパワーコンディショナを介して交流系統に接続されている
・太陽電池セルはpn接合ダイオードであり、照射される太陽光エネルギーを光起電力効果によって電気エネルギーに変換する
・パワーコンディショナのMPPT制御とは、太陽電池アレイから常に最大の電力を取り出すような制御
◆電池
・二次電池は充電によって繰り返し使える
・電池の充放電時に起こる化学反応において、イオンは電解液中を移動する
・電池の充放電時に起こる化学反応において、電子は外部回路を移動する
・電池の放電時には正極では還元反応が、負極では酸化反応が起こっている
・電池の充電時には負極では還元反応が起こっている
・電池の放電時には正極では還元反応が起こっている
・出力インピーダンスの大きな電池ほど小さな電流を出力できる
・電池の正極と負極の物質のイオン化傾向の差が大きいほど開放電圧が高い
◆フィードバック制御の基本動作
・比例動作は制御量を目標値に完全に一致させることができず、定常偏差が生じる欠点がある
・積分動作は偏差が零になるまで制御動作が行われる
・微分動作は偏差の起こり初めに大きな操作量を与える動作をする
・積分動作は定常偏差を無くすことができる
・微分動作は制御のタイミング(位相)によっては偏差を増幅し不安定になることがある